心の平安(peace)とは①
心の平安とは静けさを意味する。
一言で言える、静けさであると。
静けさがなければ平安を感じられない。
もし平安を得たいなら静かで邪魔されないところに行く必要がある。
森に行って感じる類の平安を得るために、人は山に行って平安を得ようとする。
静かな場所に行き、座り、自分の内面と繋がって静けさを感じる。
そして内面の声を聞くことができる。
平安がなければ内面の声は聞けない。
これは事実である。
内面の声が聞こえてきたなら、静けさを得る。
あらゆる外的な世界の静けさも探さない。
真の平安を探し始める。
なぜなら、内側の声と内側で起こる慈悲の流れに集中すれば、これが本当の精神生活だと知るからである。
いつも自分を内側の声に集中させなさい。
あなたが浄化されて静けさの中にいるなら、内側の声はスーパーソウルからやってくる。
魂は決して動いていない。
私たちは本当は動いていない。
以前は、静けさを探し求めて、外側の世界中を旅したものである。
だが、内側の世界に入り始める時こそ、平安の瞬間の中にいる。
内側の声を聴き始める。
どんな外的な平安も必要としない。
外側の世界からあなたは触発されない。あなたが、完全に内側の平安にいるなら。
どんな環境でも、例えば、人が話して何かをしている場所でも、平安は得られる。
なぜなら、どうやってその状態を得ればよいかを知り、そこに留まるからである。
しかし、この生活を始めようとするのなら、環境も自然と変わるので、自身の内側に入っていけるようになる。
B.V.サードゥ・マハーラージャ師「The Beauty of real Love」より
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