寄付について

サードゥ・マハーラージャ師の愛弟子である
ジャヤーナンダ・ダーサ師に

寄付の考え方について教えていただきました。


「ヴェーダは、人間と宇宙の取扱説明書といわれます。

それを子供の時から学ぶ必要があります。

そのため、小学生ぐらいの年齢から、

ブラーフマナのグル(師匠)のところに住み込んで学びます。


ブラーフマナ(僧侶階級)とは、ブラフマン(真理)を知る者という意味です。

彼らはお金を稼ぐことはしないで、寄付で生きています。


ヴェーダ教典を学ぶには多大な時間もかかりますし、それを教えて、

主を崇拝(供養)するのが役目なので、

一般にビジネスする時間も、その気持ちもないのです。


よって、そのブラーフマナは、クシャトリヤ(王などの軍人支配者階級)

やヴァイシャ(商人・農業従事者)の寄付によって、支えられます。

そして、ブラーフマナは、社会の師として、ヴェーダの叡智を惜しみなく与える。

シュードラ(労働者階級)の人は、

ブラーフマナ、クシャトリヤ、ヴァイシャに仕えます。

仕えることによって、同等の恩恵を得ることができます。


さて、寄付ですが、一般的には、寄付したものは、将来、巡り巡って、

そのまま(一倍)帰ってきます。

未熟なブラーフマナに寄付すると2倍、

学び終わったブラーフマナに寄付すると1000倍

になって帰ってくるといわれます。


では、ヴァイシュナヴァ(主ヴィシュヌもしくはクリシュナの信者)

主クリシュナの信者に寄付したらどうなるでしょうか?


その純粋さにもよりますが、

教典によると純粋なヴァイシュナヴァ、サードゥに寄付した場合、

無限大になって帰ってくるというのです。


理由は以下の通りです。


絶対真理には、

・ブラフマン(主の非人格的様相)、

・パラマートマー(すべてに遍満し、すべての生物に宿る主の姿)、

・バガヴァーン(人格を持つ至上主)

の3つの姿があります。


ブラーフマナは、

ブラフマンを知っているかもしれませんが、バガヴァーンは知りません。

バガヴァーンを知る者が、ヴァイシュナヴァだからです。


つまり、魂次元を知り、

無限なる根源の魂を知るから、無限大になって帰ってくるのです。


ブラーフマナは主に、物質的次元、この世的生き方を教えますが、

ヴァイシュナヴァは、

魂次元、バガヴァーン(大きな魂)に関係づけて教えます。


私たちの行為には、必ず結果があります。

その良い結果・悪い結果に喜び悲しみます。


寄付を受け取った人が罪深いことに使えば、

寄付した人は将来その報いを受けます。

寄付によって、よけいに苦しみ束縛されることもあるのです。


もし、束縛から解放されたいのならば、

魂を目覚めさせ、成長させたいのならば、

至福と真の愛を得たいならば、

主クリシュナ、そして主に仕えるヴァイシュナヴァ、

サードゥ、グルという人に寄付するのが一番である

と教典で勧められています。」


サードゥ・マハーラージャ師への寄付は当日会場で受付ます。
会場に来られない方は、事務局までご相談ください。






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