「どうすれば、慈悲を受けるための器を空けられますか?」

精神的な師がもっとマントラ(真言)を唱えなさいと言う時、

「(慈悲を受け取るための)器を空にする」という意味も含む。


なぜ時々、私たちはマントラを唱えたくなくなってしまうのか。


それは、悪魔(デーモン)が内側に居座って出て行こうとしないから。

悪魔たちは走り去ることも、マントラを唱える機会を与えることもしない。


ハリカタ(クリシュナ、大いなる存在、究極の根源、の話)を聞いたり、

バクティ(愛情奉仕)の歌を歌ったりすることも器を空にする。

時間が経てば、悪魔たちはいなくなるだろう。


シンプルな方法である。

ある時期までは(デーモンは)増えるかもしれないが、

将来はいなくなるだろう。


単純な方法だが、ある一つの「仕掛け」がある。

「関係」こそが魔法の仕掛けである。

もしあなたが関係を持つなら、

あなたは(大いなる存在と)つながって慈悲を受けられるだろう。


あなたとこどもに例えて説明をするなら、この様である。


時々、あなたは時間をこどもにあげたくないと思う。

だが、こどもはあなたから時間を奪うだろう。


なぜならこどもはこどもだから。

あなたには責任がある。

こどもと「家族の関係」があるためである。


もしあなたが師やクリシュナ(大いなる存在)と関係を持つなら、

その反動(行為)が自然とついてくるだろう。


B.V.サードゥ・マハーラージャ師「The Beauty of real Love」より





Sadhu Maharaja World Tour in Japan 2016

2016年のゴールデンウィークにインドの聖地から本物のヨーガ聖者が初来日されます

0コメント

  • 1000 / 1000